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執筆者の写真DECO BOTANICAL

ビオトープ作り その3


前回までにご紹介したカーペート畑のビオトープに 遮水シートを張るところから最終工程は始まりました。 この遮水シート、一般的にはポンドライナーやプールライナーとよばれネット

で販売されていますが、結構お高い ! ネットで探すと1mm厚の5 m× 6m 程度でも13万円ほどします・・・。 デコ・ボタニカルは7m×8 m で作ることにしましたので少しでもお値打ち に手に入らないか探していたところ、土木工事で専門業者が使う遮水シートが 一般ネット価格より安く入ることが分かりました。 お付き合いが初めてだった資材業者さんを紹介してくれたのはnomos。 下地を作った土の上にカーペットで保護して遮水シートを敷く。 予め施しておいた板枠のお陰でシートを段取り良く留めていき、しわも少なく 広げることが出来ました。

ビオトープの作り方にはいろいろな説がありますが、私たちが選択したのはシートを敷いた上に土を戻すこと。 微生物を含む多種の生き物が住み着いて、植物の力も借りて浄化されていくことを願っています。 掘った穴は一番深いところで80センチあり、そこにメダカが越冬出来るように深い 容器を埋めておく。 そして最終水位は20センチくらいになるようにたくさんの土を戻して池の形を作っていく、なるべく自然に見えるよう意識したのはいつか行った北八ヶ岳の双子池や甘利山麓の椹池。

戻す土にはガラが混ざらないように前回ボランティアさんも頑張ってくれて取り除いていました。

遊び心で高低差を作り、ようやく水を引き入れます。

水を入れて沼地になった場所で、あきちゃんはお約束を果たしてくれました(笑)

水が溜まるまに倒木や切り株の根、石などを運び入れていく。 すべての材料がこの土地内で調達できるところが素晴らしい !

落ち葉がはらはらと舞ってきてあっという間に自然の中に溶け込みだしてきた。

春になったら水辺の植物をいっぱい植えよう。

ようやく完成したビオトープですが、冬を目前にいったん水を減らして春まで待ちます。 来春、水生植物を植えて土を安定させ、足場を作ったりしてますます環境を整えていく予定。 とうぞお楽しみに !

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