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執筆者の写真DECO BOTANICAL

作業小屋建築


朋さんの念願の作業小屋は何年がかりの構想だろうか。 場所決めや、材料決めにも幾度も迷走した。 土地を有効活用したくて自宅の裏に建てたかったけど、その後の使い勝手を考えると車が側まで行けるところが良かったし、 手に入れた鉄材で建てようとも考えたが、一人で建てるには 木材でなければ立ち上げられない。 何度も保留になりながら、ようやく場所を決めた。

思えば8年前、土地の開墾しながら最初に建てた大きな赤屋根の小屋は まだ小屋建築が初めてで、親切な大工さんに教えてもらいながら 工法も金具に頼りながらの手探りだった。 その小屋も大量の薪と資材や農機具で占領されてしまっていて作業はいつも外。 その後は店舗建築に時間を

費やしたし、まだまだ整備し続けている森もあるし、 週末は店内でマスターの顔もしているし、

お客様の庭作りや石張り作業などもある日々・・・・・。

そして今回の作業小屋は1年半前に基礎の型枠組んでミキサー車を呼びコンクリートを流し入れ、土間だけ完成したまま1年放置。

今年に入って運よく大量の古材を入手できた。 南アルプス市のどこかの閉校した学校の材だと聞いた。 誰かが使用する目的で大切に解体して保管していたけど、 使わないまま時が経って、私たちの元にやってきた。

作業小屋に変身させて大切に使わせてもらいます。

建築は2×4工法ではなく、在来工法で1本1本手刻みをしているからそれは それは時間が掛かること。 朋さんはコツコツ、コツコツ、ほぼ一人での作業が続き、

なかなか完成には至らない。 建て方やこの手刻み大工仕事はすべて店舗建築で培った技術。 教えてくれたみんなに感謝。

軒はあえて大きく出して、軒下に農機具を納められるようにする。

今年の猛暑の中、

ようやく、大きなサワラの樹の下に 屋根の垂木がかり小屋の全形が浮かび上がってきた。

もう少し ! いやいやいや、ここからも 屋根のベニヤ張り→防水シート張り→屋根材のアスファルトシングル張り→

壁下地板張り→防水シート張り→壁板張り→ 床下張り→入口ドア作り→ドア設置、、、 あっ窓が必要、そして電気工事・・・。 に作業棚設置。

うぅーーー完成はいつなのだ。

年内完成目指してがんばれー !!

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